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2005年 09月 22日
この世で一番長い一日
さて、今日は昨日の事を書こうかと。
ちなみに、なぜ昨日書かなかったかと言うと・・・徹夜して課題終わらすつもりが、そのまま寝ちゃって更新できなかっただけです(´・ω・`)


昨日は昼前あたりから難波のほうへ出かけていました。
ジュ●ク堂というおっきい本屋へ行くためです。調べ物をしに。

難波についてジュ●ク堂に入って目当ての本を探す私。
というか本が多すぎて、どれを選べばいいのか判らない私
とりあえずVC++の本を片っ端から読むことに・・・。

この本屋、椅子どころかテーブルまで置いてあって、ひやかし歓迎みたいな感じがしますが、テーブルにはしっかり「筆記用具、携帯端末、飲食は禁止します」と書いてあります。
まぁ当然ですが。

実は前日、携帯電話のメモ機能で、調べ物の重要なところをメモっておこうと企んでいましたが、その場所はカウンターの近く・・・すなわち店員の眼光が鋭く光って胸に突き刺さる位置なので記憶することに・・・。

で、5時間くらいずーーーっと本を読んでいたわけですが、さすがにお腹が空いたのと、目がかなり疲れてきたので軽食をとることに。
とりあえずよつばと4巻を購入して本屋を一時的に出ました。




さて・・・どこで食べようかなーと思って歩いていると、あーら不思議、目の前にメイド喫茶が。
そこはよく行ってた喫茶店なんですが・・・いつの間にかメイド喫茶に変わっていたというお店です。流行にのってますな・・・。

メイド喫茶になってからは一回も入ったことがないので、お財布を確認して入ってみることに。

「おかえりなさいませ」
「ご主人様がお戻りになられました」


とか笑顔で何の臆面もなく言うメイドさん。
むしろ、言われてる私が恥ずかしいわ

席に案内されてメニューを渡されてチェック。
メニューは普通の喫茶店時代から結構変わっちゃってました。
前に行ったメイド喫茶みたく「子犬のなんちゃらかんちゃらパフェ」とか覚えられないほど長いうえに意味不明なネーミングの物は一切ないですけど・・・。(その時はその子犬パフェ食べたんですけど、何が子犬なのか未だに理解不能

まぁ値段は高くて既に逃げ腰なんですが。

お店に入る前に確認した財布の中身だと700円が限界ギリギリですよ・・・(´д`;)

結局「シナモントースト」と「ホットコーヒー」を頼みました。
合計700円。高っ。ってゆーか支払ったら一文無しに!?(´ω`川)

よつばと4巻を読みながらシナモントースト完食。
微妙な味でした。シナモンというより砂糖かかってません?これ。みたいな。
コーヒーはプログラムのプリントを見て勉強しながらちょっとずつ飲みました。

さて・・・冷たくなったホットコーヒーも飲み終わったし、いざ清算へ。


「(カタカタチーン)700円になります^^」
「はい」ちゃりちゃりーん。
「・・・・・・」
「・・・・・・?」いそいそと財布をしまう私。


次の瞬間、メイドさんは驚くべき発言を!















「あの・・・50円足りませんよ?」



「・・・・・・?・・・・・・・・・ッ!?Σ(゚Д゚;)」



最初は「はい?」みたいな感じだった私も事態を理解して血の気が引く。

(゚д゚;≡;゚Д゚)oO(な、なんで!?店に入る前に確認したよね、私!

(;゚Д゚)oO(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ああ、判った









(;ノA`)oO(50円玉って縦から見たら100円にソックリなんだ・・・

どうやら財布確認の時、50円玉が縦になっていて、100円玉に見間違えてたみたいです。
バカです。今世紀最大の。いやでもほら本ばっか読んで頭がぼーっとなってたし目も疲れてたし肩もこってたs(以下言い訳が続くので略


明らかに冷や汗かいて粘土のような顔色をしていたであろう私にメイドさんは

「あの・・・銀行から引き出しとかできます?」

と聞いてきました。

「・・・はい」

と、今にも超伝導が発現して空中浮遊しそうな低テンションで答える私。

とりあえず身分証明できるもの(学生証)を預けて店を出る。


さて、これからどうしたものか。
引き出しできるかどうかで「はい」と答えた私ですが。













預金は0円ですからーーーーー!

残念~~~~~!せpp(ry


=■●_ パタッ


友達に持ってきてもらおうか・・・いやだめだ。遠いし時間がかかる上に「メイド喫茶入って食事をしたけどお金が足りへんねん。お願い、貸して☆」とか死んでも言えねぇ。


悩む。ひたすら考える。


でも預けた学生証って学校の名前や住所どころか、私の名前と住所と学籍番号まで記載してあるんだよなぁ・・・。これをキッカケにメイドさんと顔見知りになってラヴラヴな関係に・・・。


と、思考がありえない妄想の国へ大暴走クレイジータクシーoh,yeah。
まともに考えられない。

とりあえずタバコでも吸って落ち着こうと思い、1本くわえて火を探す。


・・・ない。


メイド喫茶の中に忘れてきた!?

バカな。

私の心のオアシスが。
神よ、ニコチンが無い状況で、私にこの事態をどう逃れろと!?
くそう!もう一回カバンの隅まで探すんだ!

そこでカバンの中に買ったばかりのよつばと4巻を見て、ふと思った。

よつばと4巻を返品したら630円戻ってくるんじゃね・・・?(゚д゚ )
返品するにはレシートが必要。大丈夫、私はレシートを残しておく派だ。

しかし財布、カバン、ポケット、どこを探しても見当たらない。
もしかして買った瞬間に捨て・・・・・・ちゃった?

バカな。

財布の重量はレシート>お金の、この私が。
財布の中には、2年以上前に買ったエロゲのレシートが残っているのに、なぜ2時間前に買ったよつばとのレシートがないんだ。何でそんな重要な物を残しておかないんだ!

一人で苦悩してても仕方ない。
じゃあどうしよう・・・。事情を話せば返品引き受けてくれるかも・・・?




「メイド喫茶で食事をしたのはいいんですけど、お金が足りない事に気づいてしまって。お願いですから、この本を返品させてください。お願いします」










できるかぁーーーーーヽ(`Д´)ノ


いや、やらなければいけないんだけど、私のプライドが・・・この小さくてくだらないプライドが・・・っ・・・凄い重荷に・・・っ。


!(゚ω゚)


そうだ・・・・・・本を売ればいいんだ!

近くにBOO●OFFがあるじゃないか!


というわけでハイスピーディぶーん⊂ニニニ( ^ω^)ニ⊃でBOO●OFFへ駆け込む私。


買取カウンターのおばちゃんによつばと4巻を出して・・・。
ジュ●ク堂のカバーをつけっぱなしだったが、そんな些細な事はもうどうでもいい。
お金を!私に!お金を!ギブミー!



おばちゃん「100円になりますけどよろしいですか?」



ひゃ、100円ッスか!!!??


何を迷っているんだ私。100円  あればメイド喫茶で足りなかった料金(50円)払えるじゃないか。
いや、だけど・・・しかし・・・。





私の手あかが付いただけで530円プライスDOWNですか!?


最新巻でしょ?それ!
お兄さん傷ついちゃうなぁ・・・。

やっぱりダメ元でジュ●ク堂に行って、返品できるか否かだけ聞いてみても損はないんじゃないか?
しかし時間も結構経っている。






・・・・・・ック。






100円玉を素手で握ってメイド喫茶に走る私 ε=≡(*゚д゚)つ(100)


さようなら、よつばと4巻。
2時間という短くて長いような時間だったが、お前の事は忘れないぞ(´∀`)・・・



メイド喫茶に入り、メイドさんが笑顔で「おかえりなさいませ」と言ってくれる。
レジに直行して握りしめて熱くなった100円玉を渡すと、学生証と50円を私の手に乗せてくれた。
店を出る時、メイドさんはこんな迷惑な客にも「いってらっしゃいませ」と言ってくれた。
営業スマイルと解っていても、ちょっと嬉しい。


長い・・・戦いは終わった・・・。

私は勝利したんだ・・・。

勝利の余韻に浸りながらタバコをくわえ、火を探す私。


・・・ない。


しまった!メイド喫茶の中に忘れてたんだΣ(゚д゚)


・・・・・・どうした私。
戻って「すみません、ライター忘れたみたいなんですけど、席調べていいですか?」と聞くだけだろう!?
しかし、あんな事があった後で、どの面下げてもう一回入れと・・・?


悩む。


が、小心者の私には、もう一回店に入る勇気はありませんでした。



完敗だぜ・・・メイド喫茶・・・!
100円ライターはくれてやる!




とりあえずジュ●ク堂に戻ってまた本を読むも、全然集中できません。
しょうがないので帰る事に。

しかしこのまま一人で帰ると「学生証から控えた住所を頼りに、私の家にメイドさんからラブレターが届くのでは」みたいな意味不明な妄想を膨らましかねないので、友達を誘って帰る事にしました。



電車でROの話や学校の話をしながら帰っている間は、メイド喫茶での出来事は綺麗に忘れることが出来ました。
ありがとう、友よ(つД`)

そして帰宅→風呂→ご飯→疲れたので一瞬で熟睡 というコンボです。

















・・・・・・よつばと4巻は取り戻すからな・・・くそぅ・・・(つДと)

by alza0415 | 2005-09-22 17:11 | リアル


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